「老後」「介護」「家族」複雑に絡み合って、今では私の身にもふりかかってきています。
「老後」「介護」「家族」
明確な根拠もないのに
この言葉は、どっか他人ごと。
触れたくない言葉。
直視できない現実。
今の私には
「老後」「介護」「家族」の言葉から
逃れることはできない現実がある。
↑ ↑ 現場を知るのが一番かもしれない
そう思い、読んでみた。
人間らしく
自分らしく
穏やかな気持ちで・・・
老いた母と接したいと思うのだが
現実は、
口喧嘩が絶えない。
【介護現場の実態】の本には
いろいろなケースが書かれていた。
自分に当てはめてみて
考えてみようと思った。
私の場合
<義母>
義母が”痴ほう”で要介護。
老人ホームに入居。
トイレや食事は自分でできるものの
他人の持ち物を”自分”のものだと言って
持ち出したり・・・
という連絡は受けていた。
ホームでの生活の様子は伝わって来るが
義母の気持ち(感情)は、わからなかった。
ホームで倒れ他界。
<父>
自宅でがんとの闘病生活。
あっという間に寝たきりになり、
呼吸器をつけてから長くはなかった。
介護サービスをうけながら母が看病していた。
~残されたもの~
・買いだめした紙おむつ(開封することなく他界)
・未開封の軟膏やのみ薬
・未使用の簡易トイレ
・1日しか寝ることができなかった高さ等調節可能なレンタルベッド
与えられるままに飲む薬。
作業のように行われる体調チェック。
自宅療養でも
過ごしている場所が『自宅』というだけで
そこに安らぎがあったのだろうか?
<伯母>
独居なので、老人ホームに入ることになった。
病気や食事の心配はなくなるけれども
精神的に悩みは消えるのか?
そして、母。
いつ体力がおちるか、痴ほうが悪化するのか
わからない。
心穏やかに過ごしてほしいのだが・・
会うとついつい喧嘩しちゃうんだなぁ。
困ったもんだ!!